セフレ募集

セフレの作り方
出会い系サイトでセフレ募集した時のことです。
セフレ募集と言っても男の募集に応えてくれる女性はほぼいなくて、こちらから女の子を口説きに行くわけです。ところが、その時は女性の方から声をかけられました。彼女曰く「会える距離でセフレが欲しくて探していました」とのこと。同年代で写真では口元くらいしか確認できませんでしたが、そんな悪い感じじゃなかったんですよ。だいたい、そう言うのは業者であることが定番なのですが、メッセージも定型文ではなかったし、プロフィールもまともだったんです。
その後に数回メッセージのやり取りをして会うことになったんです。業者じゃなければ援助目的なのかなと思いましたが、お金の話は一切出てきませんでした。
実際に会うと、とびきり美人というわけではありませんが、そこそこに見目はよかったのです。少なくとも、セフレとしては申し分ない女性でしたね。おとなしい感じがする子で「こんな子がセフレ募集するんだ」と意外に思いました。
デートも楽しかったですよ。聞き上手な子で僕の話に付き合ってくれるし、何と言っても笑顔がかわいい。ただ、普段はOLをやっていると言うこと以外は、ほとんど自分のことは話してくれませんでした。
その後に、特に障害も難関もなく僕は彼女を抱けました。でもね、あまりに自然すぎることがちょっと不自然かなとは思ったりしました。こんなに簡単にセックスできることが疑問でしたし、霊感あらたかな高価な壺を売りつけられたり、後ろから怖いお兄さんが出てきてお金を要求されるんじゃないか、と不安にもなったのです。しかし、そんなこともなく僕たちは翌朝に普通に別れました。ただ、やっぱり「自然な不自然」が怖くなって、2度目はありませんでした。
そんな彼女と再会したのは、部屋を掃除している時に出てきた高校の卒業アルバムの中でした。顔立ちも似ているし下の名前も一致していました。当時はクラスメイトであったものの、ほとんど交流はなくてすっかり忘れていたのですよね。もしかして、彼女は僕のことを覚えていてくれたのでは?と思います。たまたま出会い系で僕のことを見つけて抱かれに来たと言うことは、ひょっとして高校時代の彼女は僕のことを?などと考えてしまいました。
その後、彼女自身も出会い系サイトからいなくなっていました。思いを遂げたからか高校時代の自分の気持ちに決別するためだったのか、今となってはわかりません。もし、僕が彼女のことに気づいていたのならば、違う展開もあったのかな、などと思います。
センズリ鑑賞
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